Step6 - 生物を買う・採集する
海水魚の選び方
海水魚を購入するにあたって、いくら初心者の方でも全く無知で良いと言う訳にはいきません。
よほど信頼の置ける海水魚ショップを知っていれば別ですが、ショップによってはこちらの無知を利用し、病気の魚や弱った魚、色の悪い魚などを売り付けられる場合もあります。ショップ側にして見れば、早く死んでしまいそうな魚は早く売ってしまいお金に代えてしまおうと言う事です。
自分で海水魚の状態の良さを見抜く力を持っていれば、そのような悪徳ショップにも対抗出来るでしょう。そして優良ショップを見つけ出すことも出来るようになると思います。
今後、長期飼育できるかどうかはほとんどこの段階で決まると思います。
海水魚の魚体チェックポイント
1.口
口に傷が付いていないかや、腫れていないかを見てみましょう。
原因としては泳いでいて水槽のガラス面にぶつかった衝撃です。
また、エサの食べ具合も重要です。ショップの店員さんによっては、実際にエサを与えて様子を観察させてくれる場合がありますので、ダメ元で「エサあげてみて」と言ってみましょう。元気にパクパクと食べれば状態は良好です。
2.目
水槽の中の海水魚に対して、やさしく手を振ってみたりして反応を見てみましょう。手の動きに反応して逃げたり隠れたりするようなら状態は良好です。
逆に何の反応もない場合は、おそらくボーっとしてるのであまり良好とは言えないでしょう。
3.背中
背中が痩せていないかどうかを見てみましょう。
痩せている海水魚は、それだけエサの食いが悪いということなので、状態は良好ではありません。ふっくらとしている魚を選びましょう。
4.エラ
エラが動くスピードを見てみましょう。
動きが速い魚は人間に例えると「ハァーハァーゼェーゼェー」しているのと同じで呼吸が速くなっているので、状態は決して良好とは言えません。
エラの動きが速いか遅いか判断がつかない場合は、他の魚と見比べて同じぐらいの速さなら大丈夫です。
他の魚も全部エラの動きが速かったら・・・どうしよう・・・。
5.体表
傷が付いていないかや、白い点が付いていないか、薄い半透明な膜のような物が張っていないかなどを見てみましょう。
もし白い点が付いている場合、白点病かリムフォシスティス病の疑いがありますので購入は控えましょう。
もし薄い半透明な膜が張っている場合、トリコディナ症の疑いがありますので購入は控えましょう。
体表に何も付いてなく、綺麗な魚体であれば大丈夫です。
6.腹
痩せていないかや、膨らみすぎていないかを見てみましょう。
痩せている海水魚は、それだけエサの食いが悪いということなので、状態は良好ではありません。
また腹が膨らみすぎてる海水魚も何かしらの障害を持っている場合が多いので購入は控えましょう。
7.ウロコ
ウロコが剥がれ落ちていないかや、赤く血がにじんでいないかなどを見てみましょう。
他の魚に攻撃された可能性や、輸送時にどこかにぶつけたりした可能性があり、ダメージを負っていると思われますので、購入は控えましょう。
8.ヒレ
尾ビレなどが擦り切れていないかや、白い点が付いていないかなどを見てみましょう。ヒレが擦り切れていても時間が経てば治ることもありますが、購入しない方が無難です。
写真のデバスズメダイは尾ビレが擦り切れています。そのうち尾ビレが溶け出し、3日後亡くなってしまいました。このようなことを避けるためにはじっくり観察し、良い海水魚を選別することが大切です。
もし白い点が付いている場合、白点病かリムフォシスティス病の疑いがありますので購入は控えましょう。
