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Step7 - 生物を水槽に入れる

魚を入れる

いよいよ待ちに待った魚を水槽の中に入れましょう!

でも魚を水槽に入れる前に、必ず「水温合わせ」と「水質合わせ」という作業を行います。総称して「水合わせ」と呼ばれます。

この水合わせとは、元々の海水魚ショップなどの水槽の水温や水質と、自宅の水槽の水質や水温が違うため、水槽間を移動する際にそのギャップで魚がショック死しないようにするのが目的のとても重要な作業です。

以下に説明する順序で水合わせをし、魚を入れます。

準備するもの

  • 買ってきた魚
  • バケツまたは適当な容器
  • エアチューブ
  • 分岐弁
  • 針金状のもの
  • キスゴム
エアチューブ+分岐弁

まず準備したもののエアチューブの一方に分岐弁をつなぎ、もう一方に針金状のものでキスゴムをくくりつけましょう。

水温を合わせる

水温合わせ

まず買ってきた魚の袋を開けずにそのままドボンッと水槽の中に入れて浮かべます。これは袋の中の海水と水槽内の海水の水温を同じにするための水温合わせです。

目安としては20〜30分程度浮かべておきましょう。

水質を合わせる

魚を容器に移す
魚を容器に移す

20〜30分後、魚の入った袋を開けて、中の海水ごと魚を適当な容器に移します。この時、容器は水槽よりも低い位置に置いておいて下さい。

エアチューブのセット
水質合わせ

エアチューブのキスゴム側を水槽内に入れて、水槽の内側にキスゴムをペタリと貼り付けます。

海水を少しずつ落とす
サイフォンの原理

エアチューブの分岐弁側のコックを少し開き、口にくわえて海水をストローで飲むように一吸いします。そうするとサイフォンの原理で水槽内の海水が少しずつ落ちてきます。

コックの開き具合によって水の出る量が違ってきますので、点滴のようにポタポタと容器内に入れてあげると魚が水質変化にゆっくり馴染むのでショックを受けずに済みます。

魚を水槽に入れる

15分程かけて水質を合わせ、それが出来たら魚だけを手ですくって水槽の中に入れてあげます。網などで魚をすくうと魚の表面についている粘膜を傷つけてしまい、病気になる恐れがありますのでやさしく手ですくいます。

袋の中に入っていた海水は出来るだけ水槽内に入れないようにしましょう。ショップによっては水槽内に薬品が入っていたりなど何が入っているかわかりません!

エアチューブと分岐弁を持っていない

水温合わせは上で説明した通りですが、水質合わせに少し手間が掛かります。

  1. 水温合わせが終わったら、袋を開けて中の海水を半分バケツなどに捨てます。
  2. 袋を浮かべたまま水槽内の海水をほんの少しだけ入れます。
  3. そのまま10分程度時間を置きます。
  4. 2〜3を5回以上繰り返します。
  5. 1で捨てた海水と同じぐらいの量が袋の中に入ったらOKです。
  6. 袋の中に入っている海水を出来るだけ水槽内に入れないように魚を入れます。網などで魚をすくうと魚の表面についている粘膜を傷つけてしまい、病気になる恐れがありますのでやさしく手ですくいましょう。

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