Step2 - 最低限必要な器具を揃える
ヒーター・サーモスタット
ヒーターは、水槽内の海水の水温を上昇させるための器具です。
必ずサーモスタットという、ヒーターが上昇させた水温を一定の水温以上に上昇しないように制御してくれる器具を併用して使用します。
ヒーター単体とサーモスタット単体がセットになって売られているタイプがおすすめです。
なぜかというと、ヒーターは消耗品のため1年ぐらいで交換した方が良いのでサーモスタット内蔵タイプだと、内蔵されているサーモスタットも買い換えなければならないのでコストパフォーマンスが悪いです。ちなみにサーモスタットは消耗品ではありません。
また、ヒーターが故障した場合も同様の理由です。
水槽内で使用するヒーターは1つで構いませんが、水換え用の海水を作る際に水槽内の水温に合わせるために使用しますので、2つ用意しておく事をおすすめします。
ヒーターを選ぶポイント
選ぶ時の注目ポイント
| 定格消費電力 |
何Wのヒーターを選ぶかで水温を上昇させる能力が決まります。 例:50W、100W、200Wなど 目安は下記表参照。 |
|---|---|
| 定格周波数 |
お住まいの地域によって50Hzか60Hzか選んでください。 東日本:50Hz 西日本:60Hz |
| ヒーターとサーモスタットの組み合わせ |
水温を上昇させるヒーターと、上昇しすぎないように制御してくれるサーモスタットが、どのような組み合わせになっているかです。 以下の4タイプに分かれます。 |
水槽サイズ別のヒーター選び
| 30cm | 50W前後 |
|---|---|
| 40cm | 50W前後 |
| 45cm | 100W前後 |
| 60cm | 150W前後 |
| 90cm | 200W〜300W前後 |
水温固定タイプのヒーター(サーモスタット内臓)
最初から決められた水温まで水温を上昇させます。例えば「水温25℃固定」というヒーターを使用した場合は25℃にしかならないので、23℃や27℃には設定出来ません。
メリット
- 配線がスッキリ。
デメリット
- 設定水温が変えられない。
- 細かい水温調節ができない。
製品紹介
水温可変タイプのヒーター(サーモスタット内臓)
決められた範囲内で自由に水温を設定出来ます。ヒーター部分とサーモスタット部分が分離できないので、例えばヒーター部分だけが故障した場合でも、全て買い換えなければなりません。
メリット
- 設定水温が変えられる。
デメリット
- ヒーターかサーモスタットが故障した場合、両方とも買い換えなければならない。
- 配線が多少複雑になる。
製品紹介
ヒーター単体とサーモスタット単体のセット
決められた範囲内で自由に水温を設定出来ます。ヒーター部分とサーモスタット部分が分離できるので、例えばヒーター部分だけが故障した場合でも、ヒーター部分だけを買い換えればOKです。
メリット
- 設定水温が変えられる。
- ヒーターかサーモスタットが故障した場合、どちらか一方を買い換えれば良いのでランニングコストが良い。
デメリット
- 配線が多少複雑になる。
- 一番高価なタイプ。
製品紹介
ヒーター単体(サーモスタットなし)
ヒーターのみなので水温の設定は出来ません。使用する際は必ず別売りのサーモスタットか水槽用クーラーに接続して使用してください。もしこのまま使用した場合はどこまでも水温が上昇し続けるので、水槽内の魚やサンゴは茹で上がってしまうので注意してください(汗)
メリット
- 安価。
- 別売りのサーモスタットが選べる。
- ヒーターコントロール機能付きの水槽用クーラーに接続できる。
デメリット
- 水温設定が変えられない。
- サーモスタットか水槽用クーラーに接続しないと使えない。
製品紹介
ヒーターカバー
オーバーフロー水槽の濾過槽に設置する以外は、必ずこのヒーターカバーを付けてください。特にイソギンチャクを飼育する場合は火傷の原因になるので注意してください。
メリット
- 生体を火傷から守る。
デメリット
- 見た目が悪くなる。
製品紹介
ヒーターを設置する際の注意点
見た目を良くするために、なるべく目立たないようにライブロックの陰などに設置するようにしましょう。
但し、見た目が悪くなるからといって、底砂の中に埋めるのはNGです!
また水流が無い場所に設置すると、その場所だけ異常に水温が上昇してしまうので、水槽内にうまく熱が循環するように必ず水流がある場所に設置するか、水中ポンプなどで水流を作るようにしましょう。
